EDを改善し若かりし頃の自分を取り戻そうとしている男性

EDの事実を受け止めることが第一歩

EDの原因は様々です。病気や怪我が原因で発症することがありますが、近年多いのはストレスによるものです。
今日の日本は長引く経済停滞により、企業はなかなか売り上げを伸ばしていくことができません。
そのため内部のコストカットを行ない、あらゆる無駄の排除を検討します。しかしそれでも限界がありますから、残業を禁止して経費を下げる、派遣社員の割合を増やす、などの取り組みをします。
この場合度が過ぎると福利厚生面への皺寄せが大きくなりますので、最終的には従業員への負担が増していくことになります。
ことに中間管理職はその影響を受けやすく、上からも下からも圧力がかかり、繊細な人は精神面の健康を害することになってしまいます。今日のうつ病の多発は、こうした背景と無関係ではありません。
このような背景で、若い人の間にもEDが増加しています。一日のうちで真にリラックスできる時間が少ないので、常に精神が緊張状態にあります。
そしてEDは、その患者本人の問題だけではなく、パートナーにも関係してきますから、気まずい想いがプライベートの時間にすら発生してしまい、精神の健康はますます遠ざかってしまいます。
問題の性質上人に相談しにくいのは分かりますが、まずその事実を受け止め、病院に行って診察を受けるのが一番手っ取り早いでしょう。
できれば総合病院が好ましく、最初の診断で泌尿器科を受診しても、問題の背景を探るうちに精神科での受診が必要であるという判断がなされた場合、時間の節約になるからです。
当然医師同士の連携がありますから、改めて他の病院を受診するよりはこの方が好ましいでしょう。
さて精神科を受診した場合は精神安定剤や睡眠薬の処方を受けることがあります。
向精神薬のレンドルミンなど薬によってはかえってEDを誘発するものさえありますので、自分がいま困っている症状を正直に申告する必要があります。

EDは治療薬での改善が可能

EDを改善する方法として最もポピュラーなのは、ED治療薬を利用した改善方法です。
精力の減退とは勃起力低下を指すことが多く、これはほとんどが血行不良から生じるものです。
年齢を重ねるほど血行は悪くなり、その逆によくなることはありえません。
生活習慣を見直すことで過度に悪化したものを本来の状態に戻すことは可能ですが、何の対策もせずに血流がよくなることはないのです。
動脈硬化は年々進行するものであり、進行するほどペニスの元気もなくなっていきます。
若いころは血流がサラサラで、性的刺激を受けると即座にペニスが硬くなっていたはずです。
しかし、30代、40代と年齢を重ねることで動脈硬化が進行し、血流が悪くなることでペニスの反応が鈍くなります。
ワンテンポ遅れてから勃起をすることが多く、ここぞという場面で勃たないときもあります。
また途中で中折れしたりして、セックスを中断することも増えてくるでしょう。
男性機能は年を重ねるほど衰えるものですが、すべて老化のせいにしてはいけません。
70代になっても80代になっても、現役でセックスを楽しんでいる男性はいます。
セックスに問題が出るほど勃起力が減退したら、ED治療薬を服用するべきタイミングでしょう。
セックスに対する自信喪失が原因のEDなら、治療薬を服用して一度でも成功させるだけで、次回から普通にセックスできるようになることもあります。
生活の乱れに問題があるEDの場合は、治療薬を飲みながら生活を正していく必要があります。
どこの部分に問題があるかについては、医療機関でアドバイスを受けるのが一番です。
5~10分の問診を受けることで、勃起不全を促している生活習慣を特定できるのです。

EDの薬にもそれぞれ特徴がある

泌尿器科や専門クリニックで処方してもらえるED治療薬は、厚生労働省で認可されている3種類の飲み薬で、それぞれ発売順にバイアグラ、レビトラ、シアリスとなります。
PDE5阻害薬とも呼ばれ、構成されている成分に違いはあれど作用機序に関しては全て同じものとなっています。
男性器の勃起には海綿体へと血液を流す必要があるのですが、ED治療薬を服用することで陰茎周辺の血管を拡張して血流の増進を行い、平滑筋を弛緩させるための物質を破壊する酵素PDE5を阻害することで海綿体に血液がしっかりと流れ込むように手助けしてくれます。
これらの作用は3つの薬剤で同じように作用しますが、だからといって何もかもが同じというわけではありません。
それぞれに特徴を持っていて、バイアグラは世界で始めて販売されたED治療薬のため、知名度が高く誰もが知っているような薬です。
服用すると30分~1時間ほどで効果が発現し、5~6時間ほど効果が持続します。
副作用が出やすい方ですが、勃起力は3種類の中で最も高いと言われ愛用する人も多いようです。
レビトラは体内への吸収率が良く、服用から20分ほどで効果があらわれるといった即効性があります。
効果が持続する時間は最大で10時間、バイアグラよりも長くなっていて、副作用も少ないため、性行為のタイミングがわからずすぐに使用する必要が出た際に便利です。
3つ目のシアリスは服用から効果が発現するまで40分から4時間と幅が大きく飲むタイミングが難しいのですが、効果が持続する時間は他の薬を大きく引き離し、最大で36時間も続くようになっています。
非常に長く続くので、服用するタイミングも前倒しで良く、夜のために朝から飲んでおくといった使い方ができます。
3種類の薬はそれぞれの特徴から、自分のライフスタイルに合わせて選択すると良いようです。